「歩けなくなる」が、
すべてを変えてしまう
健康寿命と平均寿命の差は約12年。足の衰えとの関係を、データとともに解説します。
「元気に長生きしたい」——多くの方がそう願っています。でも、「長生き」と「元気に生きる」の間には、見えない壁があります。
その壁の正体を示すデータがあります。そして、その壁を遠ざける鍵が「足」にあることをご存じでしょうか。
健康寿命と平均寿命の差「約12年」とは
この期間は「日常生活に制限がある状態」——つまり、誰かの助けが必要な期間です。
出典:厚生労働省「令和6年簡易生命表」「令和4年国民生活基礎調査」
「健康寿命」とは、介護や医療に依存せず自立して日常生活を送れる年齢のことです。平均寿命との差が約12年ということは、多くの女性が人生の終盤の約12年間、何らかの制限のある状態で過ごしていることを意味します。
この12年をどう過ごすかは、今日の生活習慣によって大きく変わります。
要介護になる主な原因(女性データ)
厚生労働省の調査から、女性が要介護・要支援になる主な原因を見てみましょう。
運動器(骨・筋肉・関節・神経)の障害により移動機能が低下した状態。推計4,700万人(日本整形外科学会)にのぼると言われています。骨折・転倒・関節疾患はいずれもロコモと深く関係しており、その多くが「足や下肢の衰え」から始まります。
骨折・転倒と関節疾患を合わせると、女性の要介護原因の約30%を占めます。そしてこれらの多くが「足や下肢の衰え」と深く関わっています。
「歩けなくなる」が引き起こす連鎖
「歩けなくなること」は単に移動の問題ではありません。好きな場所に行けなくなる、好きな人に会いに行けなくなる、好きなものを食べに行けなくなる——生活の豊かさそのものが少しずつ失われていきます。
逆に言えば——足さえあれば変えられる
連鎖の入口を遠ざける最も大きな力のひとつが、「歩き続けられる足」を維持することです。骨折・転倒・関節疾患はある日突然起きるわけではなく、長年の足の使い方・靴の選び方・ケアの習慣が積み重なった結果です。
だからこそ、今日からでも遅くはありません。
今日からできること
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「12年の差」を縮める
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