MANTEN|足の健康コラム
子どもの足と
親の役割
アーチは7〜9歳に急速に発達します。この大切な時期に何ができるかをご紹介します。
「外反母趾は大人になってから気をつければいい」——そう思っていませんか?実は、多くの足のトラブルは幼少期の環境や靴選びが影響していることがあります。
お子さんやお孫さんの足について、今できることをお伝えします。
子どもの足アーチはいつ形成される?
足底アーチの発達タイムライン
0歳〜
乳幼児期:ほぼ扁平な状態
生まれたての足裏はほぼ平ら。歩行を始めることでアーチが形成され始める。
4歳〜
アーチ形成が始まる
4歳頃からアーチの形成が始まる(日本整形外科学会)。
7〜9歳
急速発達期——最も大切な時期
7〜9歳頃にかけてアーチが急速に発達する(研究データより)。この時期の靴・生活環境が特に重要。
13歳〜
アーチがほぼ完成に近づく
13歳頃にアーチが完成に近づく。
日本整形外科学会も「ほとんどの場合、成長に伴って自然にアーチが形成される」としています。ただし、環境や習慣によってアーチの発達が左右されることがわかっています。
アーチ発達に影響する可能性がある要因
注意したい要因
足に合わない靴
大きすぎる靴:足が滑り足指を踏ん張るクセがつく。先の細い靴:足指を圧迫する可能性がある。
裸足で過ごす機会の不足
日本整形外科学会も「裸足の生活を心掛けることが効果的」と述べています。凸凹した地面を裸足で歩くことが自然なアーチ形成を促します。
足指を使う運動不足
足指を積極的に使う遊びが減ることで、足底の筋力発達が不十分になる可能性があります。
子どもの靴選びチェックリスト
購入前に確認したい5つのポイント
サイズ
つま先に0.5〜1cm以内の余裕
大きすぎる靴は逆効果。0.5〜最大1cm以内が目安。
靴底
曲がるけどねじれない硬さ
前半分が曲がるが、縦にはねじれない適度な硬さが理想。柔らかすぎる靴底は避ける。
かかと
かかとがしっかりしている
かかとをつまんでグラグラしない、しっかりした素材のものを選ぶ。
幅
足の指が窮屈でない幅
足の指が自由に動かせる幅があること。左右にグラつかない幅であること。
固定
かかとをしっかり固定できる
マジックテープやひもでかかとをしっかり固定できるものを。スリッポンタイプは日常使いには不向き。
家でできること
日本整形外科学会も推奨する習慣
- 室内では裸足で過ごす(日本整形外科学会推奨)
- タオルギャザー遊び——タオルを足指でたぐり寄せる
- 足指じゃんけん遊び(日本整形外科学会も推奨)
- 公園の芝生・砂場での裸足遊び
心配な場合は専門家へ
子どもの扁平足は成長とともに自然に改善することが多いです。ただし、4〜5歳以降もアーチが形成されない、歩行に問題がある、痛みがあるなどの場合は整形外科への相談をおすすめします。
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